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冨安由真:やんばるアートフェスティバル 2024-2025、沖縄
2025/01/18
2月24日まで冨安由真が沖縄で開催中の「やんばるアートフェスティバル 2024-2025」に参加しています。ご注目ださい!(冨安については こちら)
■やんばるアートフェスティバル 2024-2025
会期:2025年1月18日~2月24日
メイン会場:大宜味村立旧塩屋小学校
住所:沖縄県国頭郡大宜味村塩屋538
開館時間:11:00〜17:00
休館日:火、水
メイン会場:一般 500円 / 沖縄県民 300円 / 高校生以下 無料
ウェブサイト
出品作品:
冨安由真《おとずれるもの》2025
映像、サウンド、蛍光灯照明、回転灯篭、ラジオ、モニター、書画カメラ、事務用品、引き出し、コンテナ、パーテーション、段ボール箱ほか
会場 大宜味村立旧塩屋小学校
小学校の放送室と視聴覚室を展示会場として、サウンドと映像、照明の演出を組み合わせたインスタレーション作品。
沖縄には「まれびと信仰」があり、海の彼方にある異界「ニライ・カナイ」から来る神が豊穣と幸福をもたらすと信じられている。展示会場である旧塩屋小学校が位置する塩屋湾では、ウンガミと呼ばれる民俗行事が行われており、毎年旧盆明けの初亥の日に、ニライ・カナイから来訪する神を迎え、豊穣を祈る祭りが執り行われる。
この作品では、ウンガミの祭りで使用される小太鼓(パーランクー)の音、祈願が行われる場の一つである兼久浜の海を空撮した映像、ウンガミの儀礼「御願バーリー」(塩屋湾で行われる舟の競漕)の掛け声を録音した音声などを組み合わせ、照明の演出を加えながら、多層的な鑑賞体験を創造している。