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金氏徹平@エルミタージュ美術館、ロシア

金氏徹平@エルミタージュ美術館、ロシア

2021/09/23

金氏徹平が、ロシア・エルミタージュ美術館で開催中のGlasstress 展に参加しています。

10月3日までアートフロントで開催中の個展に出品中のガラス作品《Smoke and fog (Murano)#1-5》。これらはイタリア・ヴェネチアの小さな島・ムラーノ島の工房で制作されました。

吹きガラスと透明の日用品で構成されたこれらの作品は、同じ大きさの作品がそれぞれ二点セットで制作されており、これまで一方は日本で金氏が、もう一方はイタリアで工房が保管していました。

そして今回、日本のアートフロントギャラリーで展示中の#1-5の対となる作品が、ロシア・エルミタージュ美術館で時期を同じくして展示される事となりました。


Glasstress展 Window to the Future
会期:2021.09.11 - 10.31
開場:エルミタージュ美術館、サンクトペテルブルク、ロシア

本展では、気鋭の現代美術のアーティストによってムラーノ島のBerengo studio で作られた作品が展示空間を彩っています。

金氏は2015年にヴェネチアのパラッツォ・フランチェッティを会場に開かれたGlasstress 展Gotika にも参加していました。前回が「過去」という時間をテーマにし、エルミタージュ美術館のコレクションの中から武具や宗教上の道具などが展示されたのに比して、今回はテーマが「未来」、「未来へ開かれた窓」となっており、未来をイメージとして様々な可能性を探っています。

金氏の他には、主な参加作家として、アイ・ウェイウェイ、イリヤ&エミリア・カバコフ、ヤン・ファーブル、ジャウメ・プレンサ、トニー・クラッグ、パスカル・マルティン・タイユーといった錚々たるメンバーが名を連ねており注目を集めています。
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エルミタージュ美術館 展示風景 2021

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アートフロントギャラリー 展示風景 2021


制作風景

トップ画像: 《Smoke and fog (Murano)#5》 2015 / ガラス、ガラス製品、プラスチック製品 / 570x350x350mm (アートフロントギャラリー展示作品)

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