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椛田ちひろ 公開制作 @ 府中市美術館、東京

椛田ちひろ 公開制作 @ 府中市美術館、東京

2021/04/17

椛田ちひろが、府中市美術館の公開制作プログラムで個展を開催しています。
(椛田については こちら

美術館に常設された公開制作室に作家が通い、作品を制作する公開制作プログラム。現代を生きる作家の創作や思考の秘密に触れ、美術が生まれる現場に立ちあえるライブな空間がご覧いただけます。

■公開制作81 椛田ちひろ「縺れ、解け、すべては進みながら起こる」

会期
2021年4月17日(土曜日)から7月11日(日曜日)まで

公開制作日時
いずれも土曜日
4月: 17日、24日
5月: 1日、8日、22日、29日
6月: 5日、12日、19日、26日

完成作品の展示
6月27日(日曜日)から7月11日(日曜日)

アーティストトーク
7 月10 日(土曜日)午後2時から3時

椛田ちひろは、絵画の枠を超えて、「見ることができない」ものを手探りしてかたちにする美術家です。ボールペンなどの線が束なり、あるいは反射する素材が集まって埋まった空間には、現実の影のような深い世界が感知されます。

2020年秋に椛田は、空海の書から題をとった作品を府中市美術館で展示しました。それを見て作曲家の山口恭子が音楽をつくり、椛田は山口のつくる音を聞いて、今回、新たに作品を公開制作します。とはいえ、美術家と作曲家の対話は時に弾むことはあれど、噛み合わぬことも多く、自ずとそれぞれが目指すところにむかっていくにちがいありません。別々の道をたどった音と絵が再び対面するとき、そこには何が見え、どんな音が聞こえてくるでしょうか。音を反芻し全身で紡ぎ出す椛田のつくる姿を、どうぞ目撃してください。

会期中は参加型の「#fuchulines」プロジェクトを開催予定です。みなさんも身近な線を見つけて集めて、つないでみませんか。

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