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角文平@福井県立美術館

2018/12/22

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角文平@福井県立美術館

角文平が2019年1月3日より福井県立美術館にて開催されるグループ展「Reborn ―未来へのアップデート―展 Ⅱ未来を発明」に参加します。福井県にゆかりのある40歳以下の作家によるグループ展です。 写真:角文平 「空中都市」部分、2011 作家については こちら ■Reborn ―未来へのアップデート―展 Ⅱ未来を発明 会期:2019年1月3日-2月6日 開館時間:9:00-17:00 場所:福井県立美術館(〒910-0017 福井県福井市文京3丁目16-1) 入場料:一般・大学生100円

小野耕石 @ 茅ヶ崎市美術館、神奈川

2018/12/13

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小野耕石 @ 茅ヶ崎市美術館、神奈川

小野耕石が茅ヶ崎市美術館の企画展「開館20周年記念-版の美Ⅲ-現代版画の可能性」展に特別展示として作品を出品しています。 「-版の美Ⅲ- 現代版画の可能性」展では、茅ヶ崎市美術館が所蔵する版画作品のうち戦後から現代に至るまで制作された木版画を中心に約200点を紹介します。童画家であった武井武雄が主宰し約20年間に総勢161名が版画による年賀状交換で版の技を深めた「榛(はん)の会」や、日本版画会の創立に貢献し版画による色面表現を探求しつづけた馬渕聖(まぶちとおる)、木口木版画家であり文筆など多方面で才能を発揮する柄澤齊(からさわひとし)を取り上げ、それぞれの作家が魅せる木版画の可能性を探ります。 そして、現代の版画の可能性を紹介する特別展示として、版画(シルクスクリーン)の手法を用いながら立体的な作品を生み出し注目を集める、小野耕石が作品を展示。数十~百回と版を刷り重ねる手法により生成された無数の柱状のインク層による小野の独特の表現は、視点の移動に伴い様々な色の変化をみせ、これまで多くの鑑賞者を驚かせてきました。本展では、5メートルを超える大作《波絵》をはじめ、版画の概念を覆しながら、立体作品、インスタレーションと表現世界を自在に広げていく小野の作品を紹介します。 (小野耕石の作品についてはこちら) ■開館20周年記念-版の美Ⅲ- 現代版画の可能性 会期: 2018年12月9日(日) ~2019年2月3日(日) 休館日: 月曜日(ただし、12月10日、12月24日、1月14日は開館)、12月27日(木)~2019年1月3日(木)、1月15日(火) 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで) 観覧賞: 一般:200円(150円) 大学生:100円(70円) 会場: 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3(神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45) 【アーティストトーク】 日時:2018年12月16日(日) 14:00~(40分程度) 講師:小野耕石(アーティスト) 会場:美術館 エントランスホール 料金:無料(要観覧券/事前申込不要) 写真:Hundred Layers of Colours no.126, 2016, 900 x 750 mm, スクリーンプリント

元田久治、大岩オスカール @ 松濤美術館、渋谷

2018/12/05

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元田久治、大岩オスカール @ 松濤美術館、渋谷

元田久治、大岩オスカールが渋谷の松濤美術館にて開催される「終わりのむこうへ : 廃墟の美術史」展に出品します。 この展覧会は、西洋古典から現代日本までの廃墟・遺跡・都市をテーマとした作品を集め、これら「廃墟の美術史」をたどります。 栄華や文明の痕跡を残しながら崩れ落ちようとする建造物や遺跡。「廃墟」は西洋美術のなかで、風景画の一角にくりかえし描かれていました。興味深いことに 18 世紀から 19 世紀にかけていわゆる廃墟趣味が流行すると、「廃墟」は絵画の主役の地位を確立していきます。「廃墟」を愛でること、描くこと-この美学は、近代に日本の美術のなかにも伝播しました。 廃墟の画家として名を馳せた 18 世紀のユベール・ロベール、版画家ピラネージから、19 世紀のコンスタブル、20 世紀のアンリ・ルソー、マグリット、デルヴォー、そして江戸時代から日本の近現代の画家たち、亜欧堂田善、藤島武二、岡鹿之助、元田久治、大岩オスカール、野又穫まで、廃墟の主題は描き継がれているのです。 ■終わりのむこうへ : 廃墟の美術史 会期:2018年12月8日(土)~2019年1月31日(木) 開館時間:10:00-18:00(金曜日は20:00まで開館) 入館料:一般500(400)円、大学生400(320)円、高校生・60歳以上250(200)円、小中学生100(80)円※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料 休館日:12月10日(月)、17日(月)、25日(火)、12月29日(土)~1月3日(木)、1月7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月) 会場:渋谷区立松涛美術館(東京都渋谷区松濤二丁目14番14号) 【アーティスト・トーク】 1月12日(土)午後3時~4時(開場:午後2時30分) 定員80名 元田久治氏(出展作家、武蔵野美術大学准教授) 『遠い未来はいつか遠い過去になる』 写真:元田久治, Revelation-KabukichoⅠ, 2004, リトグラフ, 520 x 730 mm

ムニール・ファトゥミの新作ビデオが東京都庭園美術館で公開

2018/11/24

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ムニール・ファトゥミの新作ビデオが東京都庭園美術館で公開

《エキゾティックxモダンアール・デコと異境への眼差し》展でファトゥミの新作ビデオが話題を呼んでいます。 昨年末にアートフロントギャラリーで開催された個展《ペリフェラル・ ヴィジョン》は、まさにアジアの辺境、ぺリフェリックからの視点を写真やインスタレーションで表現したアーティストが、今度は1920年代の異境をテーマにビデオを発表しました。この時代の辺境とは、アフリカやインドシナ半島などフランスの旧植民地を指します。 ファトゥミはアール・デコのフィルムと広く目されているマルセル・レルビエの無声映画《人でなしの女》を分解し、その豪奢でモダンな設えの中で当時のクリエイターたちの存在を浮き彫りにしています。これはアール・デコのもつもう一つの顔、つまり植民地的なイデオロギーの影響を探ろうという試みです。また、ファトゥミはこの映画のために美術史を紐解き、マティスやパウル・クレーは北アフリカに滞在した経験があり、ピカソやフェルナン・レジェはアフリカのお面より創作のヒントを与えたと指摘します。一方でシュルレアリストたちは同時代に生きながらも植民地的な影響に自ら反旗を翻したことも重要視しています。このビデオによって、アフリカ彫刻に代表されるプリミティズムと植民地的なアール・デコとを結ぶ線を見せようとしているのです。 ファトゥミはこれまでにも実験的なビデオにより、異文化のはざまに立つ自分のアイデンティティを主張してきました。今回は時代を遡って1920年代から30年代にかけての歴史の中に、「異境」を追求した点が新しいといえます。一つの文化が成り立つためには常にそれを外側から見ている自分があり、文化を相対化することで自分の立ち位置をみせるファトゥミの方法は一貫しています。美しいアール・デコの画面に重ね合わされる幾何学的な力強いドローイングをぜひ展覧会でご覧ください。 ムニール・ファトゥミについてはこちら ■エキゾティック×モダン アール・デコと異境への眼差し 会期:2018年10月6日(土)〜 2019年1月14日(月・祝) 会場:東京都庭園美術館 開館時間:10:00–18:00 (入館は17:30まで) *11/23、11/24、11/30、12/1、12/7、12/8は、夜間開館20:00まで(入館は19:30まで) 休館日:第2・第4水曜日(10/10、10/24、11/14、11/28、12/12、12/26、1/9)および年末年始(12/28-1/4) ウェブサイト : https://www.teien-art-museum.ne.jp/

蔡國強 花劇@ ウフィツィ美術館、イタリア

2018/11/23

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蔡國強 花劇@ ウフィツィ美術館、イタリア

イタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館で、蔡國強が個展「Flora Commedia」を開催しています。 2018年11月18日、蔡はミケランジェロ広場で、フィレンツェの街を見下ろす昼間の爆発イベント「City of Flowers in the Sky」を開催。ルネッサンス期の傑作、ボッティチェッリのプリマヴェーラ(春)に触発されたこの作品は大空に大輪の花を描くかの様に、フィレンツェでの個展の華々しい幕開けを彩りました。 この展覧会は蔡が2017年にウフィツィ美術館をはじめ、メディチ家のボボリ庭園、ピッティ宮殿などを訪れたことで、生まれました。作家は、自然界とのつながり、人類の目覚め、人体の新しい認識といった、ルネッサンスの精神を表現する事をテーマとして作品を制作、特にこの土地の象徴として花をモチーフに選び展開しています。 展示室には、前回のプラド美術館の展示以降続いている名画シリーズのウフィッツィ版ともいえる、ヴィーナスの誕生や、春(ともにボティッチェリ作)が、現地でのリサーチをかねた秀作とともに、サロン形式でかけられたり、美術館の伝統を受け継ぎ描いた自画像や、16世紀には禁止されていたエロティックな発禁書から触発された作品、ドキュメンタリー・ビデオなどが展示されています。 ■Flora Commedia 日程: 2018/11/20 - 2019/02/17 場所: ウフィツィ美術館 、フィレンツェ、イタリア

浅見貴子 個展 @ 川口アトリア、埼玉

2018/11/08

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浅見貴子 個展 @ 川口アトリア、埼玉

浅見貴子が川口市立アートギャラリー・アトリアで作品展「日々の樹―生々を描く庭」を開催中です。 本展では、「日々の樹-生々を描く庭」をテーマに、浅見が日常生活のなかで樹木を描きはじめた、初期の作品から新作までを紹介しています。今年、日経日本画大賞を受賞した《桜木影向図》に並んで、《桜木》の新作が展示され、窓の外の公園に植えられた木々と共に大きな庭を形成しています。3m以上の天高を活かした大型の作品の中に、アートフロントギャラリーで委託中の《柿の木、夜》も展示され、新たな息吹が吹き込まれるようです。 会期中には、市内小中学校でアーティストが図工・美術の時間に特別な授業を行う、プログラム、アーティスト・イン・スクールの一環として、浅見を講師に川口市立芝樋ノ爪小学校5年生が「校庭の樹」を描く授業に取り組み、児童たちによる作品群も展示されます。(11月10日[土]より公開)小学校での授業の様子はビデオやパネルでも発表され、実際に作家と同じ目線、同じ基本的プロセスで描く子供たちのチャレンジがご覧いただけます。 浅見貴子についてはこちら ■浅見貴子作品展〈日々の樹―生々を描く庭〉 会期: 10月27日(土)~12月9日(日) 開館時間: 10:00~18:00(土曜は20:00まで開館) 休 館 日:月曜日 観 覧 料:無料 会場: 川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉県川口市並木元町1-76) (写真:柿の木、夜 / 2000 x 2000 mm / 雲肌麻紙、墨、顔料、樹脂膠 / 2012)

大巻伸嗣個展『SUIKYO』in 水郷ひた芸術文化祭2018、大分

2018/11/03

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大巻伸嗣個展『SUIKYO』in 水郷ひた芸術文化祭2018、大分

大巻伸嗣が国民文化祭・おおいた2018の関連企画として、個展『SUIKYO』を開催しています。 山々に囲まれ、豊かな水流に恵まれる『水郷ひた』。大巻は個展を開催するにあたって地図を片手に町をリサーチ。「水の森」をテーマに、豊かな自然を舞台、日田の歴史や文化から着想を得て制作されたサイトスペシフィックな作品を展示。個展のタイトル『SUIKYO』(水郷/水鏡) が表すように、大巻ならではの視点で捉えた『水郷ひた』を映し出します。 詳細、鑑賞レポートはこちら

特別展示「クロスワード -letter and image- 」@代官山蔦屋書店

2018/11/02

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特別展示「クロスワード -letter and image- 」@代官山蔦屋書店

現在、代官山蔦屋書店では特別展示「クロスワード -letter and image- 」を開催しています。 古く平安時代には葦手絵と呼ばれるスタイルが流行り、草や水といった風景の一部に文字が隠されて和歌を想起させる技法が料紙や漆などの工芸品に用いられました。文字や書物への興味は私たちの生活に深く根ざし、文字、そしてその集積としての書物は、現代のアートの中でも様々な展開を見せています。 本展では「クロスワード -letter and image- 」と題し、文字や本、文字の組み合わせやパズルに関わる作品を集めました。文字や本を起点として様々な表現の可能性を探る作品を、書店という場に改めて置きその意味を問う展示です。 販売作品もございますので、是非お立ち寄りください。 ■特別展示「クロスワード -letter and image- 」 会期:2018年9月17日(月)~12月9日(日) 会場:代官山蔦屋書店 2号館 2階 anjin café 展示作品の販売もございます。 展示作家: 福田尚代、遠山由美、粟津潔、大谷陽一郎、磯野迪子、宮原嵩広、浅葉克己、佐川好弘、岸本真之、碓井ゆい、山本雄教、村上綾、村上 郁、知念ありさ、角文平、カネコタカナオ 写真:福田尚代 / 翼あるもの 『ひみつの花園』 / h225 x w300 x d85 / 頁を折りこまれた書物

原田郁 @ 養老アート・ピクニック in 岐阜

2018/11/01

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原田郁 @ 養老アート・ピクニック in 岐阜

今年7月にアートフロントギャラリーでも個展を開催した原田郁が今週末、岐阜県の養老天命反転地にて開催される「養老アート・ピクニック」に参加。研究グループ“現実感芸術 Reality Arts”として、携帯端末をかざすと鑑賞できるARを使い、現実と情報の間を行き来しながらアートを楽しむ新しい試みを発表する。 養老天命反転AR 携帯端末をかざすと、荒川修作+マドリン・ギンズが構想したイメージや言葉を重ねて見られる鑑賞ツール。ARにより、現実と情報の間を行き来しながら、養老天命反転地の新たな使用法を発見します。 制作:「現実感芸術」(原田 郁 (Iku Harada)、小林 友樹 (Tomoki Kobayashi)、伊村 靖子 (Yasuko Imura)、松井茂、赤松正行) 協力:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 ■養老アート・ピクニック 期日: 11月3日(土)10:00~20:00 11月4日(日)10:00~16:00 会場: 養老公園一帯(芝生広場・養老天命反転地 他) 〒503-1255 岐阜県養老郡養老町養老1155-21 概要: 世界に類をみない型破りなアート作品「養老天命反転地」と美しい自然のアート「養老の滝」で知られる養老公園を会場として、メディアアート、身体表現、音楽、クラフトなど多様なジャンルのアーティストが体験型のアートプロジェクトを展開します。大人たちも子どもたちも公園を散策しながら気軽にアートを楽しめるピクニック型のアートイベントです。

Selected Art Fair 2018 「蒐集衆商」 @ スパイラルガーデン、表参道

2018/10/09

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Selected Art Fair 2018 「蒐集衆商」 @ スパイラルガーデン、表参道

10月20日(土)より、東京・表参道のスパイラルガーデンにて開催する「spiral take art collection 『蒐集衆商(しゅうしゅうしゅうしょう)』」にアートフロントギャラリーの関連作家が出品します。 選りすぐりの作品が一堂に会するこの機会に、ぜひ足をお運びください。 ■Selected Art Fair 2018 「蒐集衆商」 会期: [前期]2018年10月20日(土)-10月22日(月)/ [後期] 2018年10月25日(木)-10月28日(日) 10月23日(火)・24日(水)は入れ替えのためクローズ 会場:スパイラルガーデン(スパイラル 1F)東京都港区南青山 5 - 6 -23 入場:無料 ウェブサイト : http://www.spiral.co.jp/takeart/index.html 参加作家: 康夏奈(吉田夏奈)、阪本トクロウ、元田久治、磯辺行久、中岡真珠美、川俣正、大巻伸嗣、北城貴子、レアンドロ・エルリッヒ、金氏徹平 写真:金氏徹平 Model of Unknown Stage (Snowplow) #1 2018, photo: KIOKU Keizo

川俣正:変容する家 in 東アジア文化都市2018金沢

2018/10/04

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川俣正:変容する家 in 東アジア文化都市2018金沢

この夏、大地の芸術祭2018「アート・フラグメント・コレクション」でも好評を博した川俣正が、東アジア文化都市2018金沢「変容する家」に参加しています。 アーティストステートメント カワマタ、金沢スクオッターズプロジェクト この度、金沢で行われる「東アジア文化都市」関連の国際展に参加するにあたり、美術館近くにある箔一ビルのご好意で、ビル全体を一時的に借り受け、作品化する事を考えました。 ここに滞在、制作し、以前の作品の紹介もしながら、このビルの内部、外部、ビル全体を作品として提示したいと思います。思えば、1982年から86年ぐらいまでに行った一連のアパートメントプロジェクトの流れを引き継いだ作品行為です。 このプロジェクトは、金沢21世紀美術館を含むこのビル周辺の景観の中で突如として現れた異物のように見えるかもしれません。 しかし、ここから何か違ったものが見えてくるのではないかと期待しています。 まずはこのスクオッターズビルを体験してみてください。 2018年3月パリにて 川俣正 川俣正、取扱い作品はこちら ■東アジア文化都市2018金沢「変容する家」 会期:2018年9月15日(土)- 11月4日(日) 開場時間:10:00 - 17:00 休場日:毎週月曜日(ただし、9月17日、24日、10月8日は開場)、9月18日、25日、10月9日 *会場により異なる場合があります。 会場:箔一広坂ビル(広坂1-2-34) 料金:入場無料 企画:金沢21世紀美術館 https://altering-home.com/

レアンドロ・エルリッヒ @ カルチエ、表参道

2018/09/20

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レアンドロ・エルリッヒ @ カルチエ、表参道

9月21日(金)より期間限定でオープンした、フランスのジュエリー・高級時計メゾン『カルティエ』が手がけるプレシャスコンビニ「カルチエ」に、レアンドロ・エルリッヒが出品。 テーマは「when the ordinary becomes precious」。かつて、日常にありふれた“1本の釘”をプレシャスなジュエリーへと昇華させて『JUSTE UN CLOU(ジュスト アン クル)』を生み出したように、日本人にとって身近な存在であるコンビニをカルティエが特別なものに仕立て上げる。 プレシャスに昇華させたフードや日常品が並ぶ中、レアンドロ・エルリッヒの作品が展示される。その他にも、有名シェフやパティシエなどが、「カルチエ」のためだけに特別に手がけたプレシャスなコンビニアイテムを販売。 ■プレシャスコンビニ「カルチエ」 https://justeunclou.tokyo 会期:9月21日(金)~30日(日)12:00〜20:00(営業時間は変動する場合があります。上記スペシャルサイトにて随時更新いたします。) 住所:東京都渋谷区神宮前5-16-13(東京メトロ副都心線「明治神宮前」駅下車徒歩5分) 写真:レアンドロ・エルリッヒ / Frozen Clouds / 2018 / MDF、アクリルにペイント / 230 x 325 x 175 mm 作品のお問い合わせはアートフロントギャラリーまで

ニュージーランドにてアキリザン個展@オークランド・アート・ギャラリー

2018/08/31

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ニュージーランドにてアキリザン個展@オークランド・アート・ギャラリー

来年にはアートフロントギャラリーでの個展を予定しているアルフレド&イザベル・アキリザンがニュージーランドでも随一の美術館であるオークランド・アート・ギャラリー、トイ・オ・タマキにて個展を開催中です。本展覧会は使用済みの段ボールを素材に無数の建物が上下左右につながり合い一塊の街を形成するインスタレーションを展示します。来場者には実際に段ボールで小さな家を作ってもらい、それらが実際にインスタレーションの一部として取り入れられていくとのことです。 ■From Pillars to Posts: Project Another Country 会場:オークランド・アート・ギャラリー、トイ・オ・タマキ、ニュージーランド 会期:2018年4月30日(月) — 9月16日(日)

小野耕石が銀座蔦屋書店で「網膜を捧げよ」展に参加

2018/08/29

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小野耕石が銀座蔦屋書店で「網膜を捧げよ」展に参加

小野耕石が銀座 蔦屋書店での3人展「目を捧げよ」で作品を展示している。 この展覧会は書店という文字情報の圧縮された環境の中で、網膜を刺激する新たなアートを若手作家から展開する試みだ。 小野の作品は、100回近くスクリーンプリントで刷られた平面作品と、この作業で得られるインク列柱をセミの抜け殻などに移植した小立体作品からなっており、その鮮やかな色彩と小宇宙的な世界観が通りすがりの人々を惹きつける。 小野耕石は版画の技法を学び、これまで平面・立体、インスタレーションなど様々な作品を手がけてきた。2015年には平面作家の登竜門であるVOCA展にて大賞を受賞。また、現在横浜美術館で開催中の「モネそれからの100年」展にも出展している。同じ風景を繰り返し描くことによって色彩の揺らぎを追求したモネと、期せずして得られるインクの不定形なモワレのような小野の表面は、どこか響きあうものがある。一旦分割された色彩が、見る人の網膜レベルで再構成されるところに魅力があるのかもしれない。 小野鉱石については こちら ■目を捧げよ 会期:8月28日~9月26日(水)10:00-22:30 会場:銀座蔦屋書店6階 アートウォールギャラリー(スターバックス前展示スペース)  ■モネ それからの100年 会期:2018年7月14日(土)~ 9月24日(月・休) 会場:横浜美術館 写真:小野耕石 徒花  2011、30x35x35mm、油性インク、樹脂、蝉 アクリルガッシュ

[大地の芸術祭2018] 清津SoKo美術館、磯辺行久新作《清津川はかつてここを流れていた》解説をアップしました。

2018/08/22

作家情報

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[大地の芸術祭2018] 清津SoKo美術館、磯辺行久新作《清津川はかつてここを流れていた》解説をアップしました。

磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館 [SoKo]では磯辺のキャリア初期から妻有でのプロジェクトにいたる一連の活動を網羅的に紹介するとともに、体育館では特別展示として環境的モチーフを全面的にアートに取り入れた90年代以降の作品を展示しています。今回はその中でも、SoKoの校庭部分にかつて存在した清津川の流れを黄色いポールと旗で視覚化した新作、《清津川はかつてここを流れていた》をご紹介します。

作品鑑賞パスポート発売:大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018

2018/08/20

お知らせ

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作品鑑賞パスポート発売:大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018

代官山のアートフロントギャラリーでは、越後妻有アートトリエンナーレ2018の公式ガイドブックおよび作品鑑賞パスポートを販売しております。 8月にアートフロントギャラリーの個展でも「越後妻有地域の雪」をテーマに新作を発表する金氏徹平や、今年の4月に森美術館で大規模個展を成功させたばかりのレアンドロ・エルリッヒ、磯辺行久、ムニール・ファトゥミ、蔡國強なども参加する大地の芸術祭2018。 その全貌が明らかとなる公式ガイドブックも販売しております。 尚、作品鑑賞パスポートは7/28までお得な前売り価格でお求めいただけます。 ■大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018 会期:7月 29日(日)~ 9月17日(月) 開催地:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 参加アーティスト: 金氏徹平、レアンドロ・エルリッヒ、磯辺行久、ムニール・ファトゥミ、オラフ・ニコライ、蔡國強 (ツァイ・グオチャン)、他多数 詳細はこちら

[大地の芸術祭2018] 清津SoKo美術館、磯辺行久新作《フローティング・スカルプチャー 2018》解説をアップしました。

2018/08/10

作家情報

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[大地の芸術祭2018] 清津SoKo美術館、磯辺行久新作《フローティング・スカルプチャー 2018》解説をアップしました。

大地の芸術祭2018を機にオープンした磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo]では、磯辺のキャリア初期から妻有でのプロジェクトにいたる一連の活動を網羅的に紹介するとともに、体育館では特別展示として環境的モチーフを全面的にアートに取り入れた90年代以降の作品を展示しています。今回はその中でも、磯辺が60年代に環境とアートとの関わりを意識するルーツを再解釈し制作された新作、《フローティング・スカルプチャー 2018》を紹介します。

夏期休廊のお知らせ

2018/08/09

お知らせ

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夏期休廊のお知らせ

平素よりアートフロントギャラリーにお越しいただき誠にありがとうございます。 2018年8月13日(月)から8月17日(金)まで夏期休廊とさせて頂きます。 18日(土)より金氏徹平 個展「Summer Fiction」を再開致します。 夏期休廊中、ご用の方はアートフロントギャラリーの事務所(03-3476-4868)までご連絡ください。 また、休廊期間中も新潟県で開催中の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018では 代官山の個展と同テーマで制作した、金氏徹平の新作をご鑑賞いただけます。 是非この機会にお楽しみください。 ■ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018 (新潟県十日町市、津南町) 2018年7月29日(日)- 9月17日(月):51日間 金氏徹平、レアンドロ・エルリッヒ、蔡國強 (ツァイ・グオチャン)、大巻伸嗣、オラフ・ニコライ、アデル・アブデスメッド、磯辺行久、ムニール・ファトゥミ、川俣正、他多数 写真:金氏徹平Games,Dance & the Constitutions(snowplow)#2, 2018, 900 x 1150 mm

磯辺行久 @ 越後妻有清津倉庫美術館

2018/07/27

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磯辺行久 @ 越後妻有清津倉庫美術館

磯辺行久が、7月29日より開幕する大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018に出品します。  中里エリア 磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館にて、「磯辺行久の世界―記号から環境へ」展を開催。 長年にわたり大地の芸術祭に参画してきた磯辺行久の膨大な作品群を公開します。  また、津南エリアでは新作の《サイフォン導水のモニュメント》を発表。その他、過去の芸術祭でも発表された《川はどこへいった》(2000)、《信濃川はかつて現在より25メートル高い位置を流れていた—天空に浮かぶ信濃川の航跡》(2003)、《土石流のモニュメント》(2011)が越後妻有のフィールドによみがえります。 ■磯辺行久の世界―記号から環境へ 期間:2018年7月29日(日)〜 2018年9月17日(月) 会場:磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館、新潟県十日町

オラフ・ニコライ @ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018

2018/07/26

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オラフ・ニコライ @ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018

いよいよ今週末、7月29日より開幕する大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018。 開幕を目前に、ドイツ出身の作家オラフ・ニコライ「昼の光ににじむ灯」が完成いたしました! 細い山道を登った先に見えてくる清水の棚田。そこに設置された何本ものカラフルな街灯が小さな光の島をつくっています。かつて作家が歩いたことのあるという東京の色とりどりの街灯や電光掲示板のイメージをもとに、山間の棚田のなかに再現された人工的な灯りは、この集落にどのような影響をもたらすのでしょうか。(夜間鑑賞は日没~21:00) オラフ・ニコライ作品制作現場レポートはこちら また、アートフロントギャラリーのすぐ近く、代官山蔦屋書店 2号館 2階anjin caféでは、オラフ・ニコライの「昼の光ににじむ灯」のプランドローイングも展示・販売しております。この貴重な機会にぜひお立ち寄りください。詳細はこちら。 アートフロントギャラリーでは大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018の作品鑑賞パスポート、公式ガイドブックも販売中です。 8月3日からは、同じく大地の芸術祭に出展する金氏徹平の個展も開催しますので、ぜひご来廊ください。 ■大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018 会期:7月 29日(日)~ 9月17日(月) :51日間 開催地:越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 760k㎡ アクセス:電車で東京駅から約2時間、車で東京から約3時間 作品鑑賞パスポート:一般3,500円(前売3,000円)、高・専・大学生3,000円(前売2,500円)、中学生以下無料

大巻伸嗣 :「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展 in フランス、パリ

2018/07/13

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大巻伸嗣 :「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展 in フランス、パリ

大巻伸嗣が、7/14から開催される「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展に出品します。 ■「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」展 伝統と現代、混沌と形式、永遠と一瞬、2つで1つとなること‐「日本の美意識」がひらく共存、共創への可能性。 本展は、パリの中心に位置する19世紀に建てられたロスチャイルド館において、伝統的な作品と、現代の作品をあわせた展示を通して、日本の美意識を見せます。例えば縄文土器と、それから想をえた、若手デザイナーのアンリアレイジによる彫刻ドレスは、異なる芸術的ジャンルと異なる時代の間に存在する調和を表す完璧な例であり、日本の美意識に特徴的な価値のひとつである「生命感」を表しています。「プリミティヴィズム」、「異種混淆」、「引き算の美学-ミニマリズム」、「物質の変容-錬金術」、「軽みの哲学」、「新生-繰り返される再生」、「変化-生命の表現」などさまざまなテーマや媒体の多様性(絵画、インスタレーション、写真、ファッション、彫刻など)を通して、この展覧会は伝統と革新の二つの要素が一つになっている日本の美学に新しい視点と理解をもたらします。 ・期間: 2018年7月14日(土) ~ 8月18日(土) ・会場:  ロスチャイルド館 ・主催:  国際交流基金 ・協力:  キヤノンマーケティングジャパン株式会社、日本航空株式会社、 MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社、恒川フェルト工業株式会社、華陽堂 ・イニシャル・コンセプト:  津川雅彦(ジャポニスム2018総合推進会議総括主査) ・キュレーター:  長谷川祐子(東京都現代美術館参事・東京藝術大学教授)

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ特別展示@代官山蔦屋書店

2018/07/09

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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ特別展示@代官山蔦屋書店

現在、代官山蔦屋書店では大地の芸術祭の特別展示「越後妻有アートトリエンナーレ 2018」を開催しています。 今回は、7月29日から開催する越後妻有アートトリエンナーレ 2018よりピックアップした注目の参加アーティストの作品をご紹介します。 代官山蔦屋書店では、販売作品もございますので、是非お立ち寄りください。 ■大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018 特別展示 会期:2018年7月9日~9月16日 会場:代官山蔦屋書店 2号館 2階 anjin café 展示作品の販売もございます。 展示作家: 金氏徹平、磯辺行久、河口龍夫、オラフ・ニコライ、ムニール・ファトゥミ、川俣正、国松希根太、田島征三、中谷ミチコ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018 公式ウェブサイト

ギャラリースペース開廊時間変更のお知らせ

2018/07/09

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ギャラリースペース開廊時間変更のお知らせ

平素よりアートフロントギャラリーにお越しいただき誠にありがとうございます。 今月より、1Fギャラリースペースの定休日を変更いたします。 開廊時間:水曜日から日曜日(月曜、火曜休廊)、11:00-19:00 今後ともご愛顧頂きますよう宜しくお願いいたします。 尚、会社業務は今迄通り、月曜日、火曜日も営業しております。事前ご予約制で作品をご覧いただくことも可能です。 ご用の方はアートフロントギャラリーの事務所までご連絡ください。 tel: 03-3476-4868 mail: contact@artfrontgallery.com) アートフロントギャラリー 現在開催中の展覧会:原田郁 - NEW DIMENSIONS 次回開催予定の展覧会:金氏徹平 - Summer Fiction

レアンドロ・エルリッヒ展:Construction of Reality @ HOW Art Museum (中国、上海)

2018/05/30

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レアンドロ・エルリッヒ展:Construction of Reality @ HOW Art Museum (中国、上海)

6月1日より、レアンドロ・エルリッヒが中国、上海のHOW Art Museumにて個展を開催します。 2018年の森美術館の展示でも人気を博した「建物」は、上海美術館の鐘楼を用いた最新版に形を変え展示されます。その他、「試着室」や「教室」「階段」など30点以上の作品を展示予定です。 ■Leandro Erlich: Construction of Reality 期間:2018年6月1日(金) – 2018年10月15日(月) 会場: HOW Art Museum (Shanghai), No 1, Lane 2277, Zuchongzhi Rd., Pudong New District, Shanghai

GW休廊のお知らせ

2018/05/02

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GW休廊のお知らせ

平素よりアートフロントギャラリーにお越しいただき誠にありがとうございます。 2017年5月3日(火)から2017年5月5日(木)まで GW期間中休廊とさせて頂きます。 休廊期間中もアートフロント関係作家の展示が目白押しです。 鈴木ヒラク 21世紀の美術田口アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで 2018.04.21 (土)- 06.17(日) 平塚市美術館 大巻伸嗣 まなざしのゆくえ 大巻伸嗣展 2018/03/01(木) ~ 05/12(土) ちひろ美術館 GW明けは5月6日より 引き続き "鈴木ヒラク -交通" を開催いたします。 詳しくはこちら http://www.artfrontgallery.com/ 写真は展覧会発表の新作 Constellation#22 1395x1395mm 紙にシルバーインクと墨汁、アルミニウムマウント 2018 撮影:神宮巨樹

浅見貴子 日経日本画大賞展 大賞受賞

2018/04/24

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浅見貴子 日経日本画大賞展 大賞受賞

次代の美術界を担う新進気鋭の日本画家を表彰する「第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞」にて、 浅見貴子による「桜木影向図(さくらぎようごうず)」が大賞を受賞しました。 作家は「大賞受賞の知らせは、思いも寄らなかった」そうですが、「日本画の水墨にも岩絵具にも、まだまだ新しい表現の可能性があると思う。樹木のそばに立った時、その木の存在や風のざわめきを感じるのと同じように、作品の前で、きらきらした光や風やエネルギーを感じてもらえたら、うれしい」と話しています。 また、審査委員長の高階秀爾氏によれば、「従来の(紙の裏から描くという)やり方にいっそう磨きがかけられたのみならず、かつては画面いっぱいを占めていた主要モティーフを中央に配して左右に大きく空間を広げ、全面に清冽な気韻を響かせた優れた構成力が高く評価された。」という。 浅見貴子の作品・プロフィールに関してはこちらをご覧ください。 大賞を含む入選作全24点を紹介する「第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展」が5月18日から東京・上野の森美術館で開催されます。 独自の発想や様々な表現技法で日本画の次代を切り拓く意欲作を是非ご覧ください。 第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展 2018年5月18日(金)~ 5月28日(月) 上野の森美術館 開館時間:午前10時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)*会期中無休 会場:上野の森美術館〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2 入館料:一般500円、大学生300円 *高校生以下無料 *20名以上の団体は各100円引き *障害者手帳を持参の方とその付添の方1名は無料 主催:日本経済新聞社 協力:日本通運 image: 桜木影向図、265 x 570 cm、墨、顔料、パネルに白麻紙

山本晶 作品紹介:Dawning in Spring

2018/04/13

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山本晶 作品紹介:Dawning in Spring

開催中の山本晶展では、様々なサイズの平面作品を20点ほど展示し、さらに事務所スペースにて10点ご覧いただくことができます。その中から、注目の1点をご紹介します。 ギャラリー奥の壁面にかけられた《Dawning in Spring》は、まさに春そのものを描いた新作です。木立、水面、遠くにみえるプレイグランドという風景を切り取った作品で、これまで見てかいてきたドローイングをもとに、色と形で「置き換える」作業をしています。置き換えることでみえていなかった曖昧な部分がより鮮明になってくるのでしょう。筆の痕跡を残すというよりは、切り絵にも似た効果をあげています。 「写真のようにすべてを切り取るのではなく、視ることによって欠落してしまったものはそのまま手放してしまおう」と語る山本さん。そこにこそ、アーティスト自身の見方が現れ、「たまたま使っていたものが油絵具だった」というストーリーが通常の絵画制作のプロセスとは違った魅力を放っています。 作品画像:「Dawning in Spring」 2018、1940 x 2600mm、キャンバスに油彩 会期中、山本さんとセゾン現代美術館代表理事の堤たか雄さんをお迎えしてトークセッションを企画しています。 昨今のアートシーンの中で山本さんの仕事がどのように位置づけられるのか、美術館を運営しながら内外を飛び回っておられる堤氏に語っていただきます。 【トークセッション 山本晶・堤たか雄(セゾン現代美術館代表理事)】 ■日時:2018年4月19日(木)19:30- ■無料 ■懇親会:20:30- @ビストロ・パッション(会費3,000円) ■会場:アートフロントギャラリー ■ご予約:tsuboi@artfront.co.jp 宛に ①お名前 ②懇親会へのご参加の有無 をお知らせください。 展覧会情報はこちら

代官山T-SITE Anjinにて特別展示「さくらさく」展

2018/03/16

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代官山T-SITE Anjinにて特別展示「さくらさく」展

桜の季節の到来とともに、桜をモチーフとしたり、桜にヒントを得た作品をお届けします。 古来日本では「花」といえば桜を意味し、平安時代の絵巻物から江戸期の名所絵にいたるまで、様々な名品を生み出しました。次世代を担うアーティストは、先人を乗り越えながら漆や陶、絵画やインクジェットプリントの写真などの素材を生かしながら、新しいSAKURAのイメージに挑戦しています。 例えば、内海聖史の平面作品は、小さなドットから構成され、ピンク、紺色ほか微妙な色調でグラデーションを創り出しています。何層にも重ねられた色面がおりなす重ねの美を、ぜひお楽しみください。 すぐそばではアートフロントギャラリーにて「竹中美幸 - 新たな物語」、「磯野迪子 - Passing By - 交差」も開催中ですので、こちらも是非ご高覧下さい。 作品画像:内海聖史「色彩の下 2018-04」450 x 400 mm, 綿布、油彩、水彩 ■特別展示「さくらさく」展 会期:2018年3月19日~6月末 会場:代官山T-SITE 2号館 2階anjin café 展示作品の販売もございます。 展示作家: 船田玉樹、大巻伸嗣、阪本トクロウ、内海聖史、康夏奈、西村陽一郎、栗山斉、東端唯、西澤利高、小野川直樹、寺井陽子、小松宏誠

大巻伸嗣個展 @ちひろ美術館

2018/03/01

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大巻伸嗣個展 @ちひろ美術館

大巻伸嗣がちひろ美術館にて個展「まなざしのゆくえ」を開催します。 本展はちひろ美術館がいわさきちひろの生誕100年を迎えるにあたり、「Life」をテーマにしたプロジェクトの一環として開催されます。 その場に内在するイメージを鮮やかに掘り起し、繊細な感覚と壮大なスケールを併せ持つインスタレーションに取り組んできた大巻伸嗣が、ちひろ美術館・東京の空間全体をつかって、いわさきちひろの絵の世界を旅するような体験をうみだす展覧会。今までにない新たな視点から「生きる力」を喚起します。 開催概要 いわさきちひろ生誕100周年Life展個展「まなざしのゆくえ」ちひろ美術館・東京 【会期】2018/03/01(木)~05/12(土) 【会場】ちひろ美術館・東京 〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2 TEL.03-3995-0612 【入館料】大人800円、高校生以下無料 【開館時間】10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで 【休館日】月曜日(4/30は開館) 【アクセス】電車の場合=西武新宿線上井草駅下車徒歩7分/バスの場合=JR中央線荻窪駅より西武バス石神井公園駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分、西武池袋線石神井公園駅より西武バス荻窪駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分 【主催】ちひろ美術館 【協力】株式会社エイプラフト、華陽堂、薗部秀徳、中矢清司 【後援】絵本学会、(公社)全国学校図書館協議会、(一社)日本国際児童図書評議会、日本児童図書出版協会、(公社)日本図書館協会、杉並区教育委員会、中野区、西東京市教育委員会、練馬区 ちひろ美術館・東京HP

田中望、越後妻有の冬の芸術祭「SNOWART」に参加 @まつだい郷土資料館

2018/01/31

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田中望、越後妻有の冬の芸術祭「SNOWART」に参加 @まつだい郷土資料館

豪雪地の魅力をアートの力で掘り起こす、越後妻有の冬の芸術祭「SNOWART」(スノワート)に田中望が参加します。出展作品は2015年の大地の芸術祭で好評を博したインスタレーション作品「ものがたりをつむぐ-雪にひらかれるみち-」を更にアップデートしたものになります。会場となるのは築約140年のけやき造りの重厚な民家を利用した郷土資料館。かつて盛んだった越後妻有の糸紡ぎや機織りが描かれた無数の行燈と絵巻物が、伝統的な室内空間いっぱいに展開します。絵巻物の出発点に置かれた織り機から黒い糸が紙に山の風景や木々を織っていくさまは、いまるで糸から墨絵を描いているように感じさせます。 越後妻有の冬の芸術祭「SNOWART」では、5回目を迎える「越後妻有 雪花火」をはじめ、冬シーズンは初となる公募の入選作品を展開します。集落でのおもてなし「雪見御膳」を体験するツアーも。3mにも積もる雪の世界での旅を、お楽しみください。 開催概要 日時 2018年1月27日(土)〜2018年3月11日(日)9:00〜17:00 ※水曜休館 場所 まつだい郷土資料館 (新潟県十日町市松代3743-1) 料金 一般300円、小中学生150円 ※2018冬共通チケット提示で2018年2月24日(土)~3月11日(日)のうち1回入場可

竹中美幸 クインテットIV - 五つ星の作家たち- 展 @損保ジャパン日本興亜美術館

2018/01/15

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竹中美幸 クインテットIV - 五つ星の作家たち- 展 @損保ジャパン日本興亜美術館

竹中美幸が損保ジャパン日本興亜美術館にて現在開催中の「クインテットIV - 五つ星の作家たち- 」展に出展しています。 是非、ご高覧ください。 クインテットIV - 五つ星の作家たち- ■会期:2018年1月13日(土)~ 2月18日(日) ■休館日:月曜日(ただし2月12日は開館、翌13日も開館) ■会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 〒160-8338新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン日本興亜本社ビル42階 ■開館時間:午前10時-午後6時まで(入館は午後5時30分まで) ■観覧料:一般_600円(500円)、大・高校生_400円(300円)、中学生以下_無料 ※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金 クインテットIV展は、「クインテット」(五重奏)と題し、継続的な作品発表実績があり、将来有望な5人の中堅作家たちを紹介するシリーズ企画第4 弾です。青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子の近作・新作約80点を展示します。 第1 回、第2 回は「風景」、第3 回は「自然」、第4 回の本展テーマは「具象と抽象の狭間」です。ポール・ゴーギャンは「芸術とはひとつの抽象なのだ」と言明し、絵画に思想・哲学的要素を取り入れました。5人の作家たちは、ゴーギャンの革新性を無意識に踏襲し、理知的な線と感覚的な色彩とを組合せ、世界を写すことと自己を表出する振幅の中で制作しています。 私たちと同時代に制作された、手法と環境も異なる5 人の作品を見ることは、「時代精神」に立ち会うことにほかなりません。具象と抽象の狭間の深い闇の中で光を求めて彷徨い続けているのが現代作家たちであり、私たち自身でもあるのです。絵画の前に佇むことで、私たちの心に奏でられる五重奏は、爽やかな「残響」としてしばらく留まることでしょう。 また、アートフロントギャラリーでは3月に竹中美幸の5年ぶりの個展を開催いたします。 2013年より続けてきたフイルムシリーズを展開予定。フイルムに恣意的に光を露光することで色を与え、それを複数の層として重ねることで見えないはずの光、あるいは光によって初めて見えるようになるはずの何かをフイルムという物体を通して可視化します。とりわけ今作は、竹中の実家が引っ越しに伴う建て壊しになった経験を元に、これまで長く家にあったランプやカーテンなどの家財を直にフィルムに露光させています。光や影を一貫して表現してきた竹中が自身の記憶や体験を表象する、新たな展開がみられる次回展にどうぞご期待ください。

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