プロジェクトProject
Gallery's Picks for the Month (パークホテル東京企画展示Vol.1)
ギャラリー
2023年5月23日(月)- 11月19日(日)
汐留メディアタワーにあるパークホテル東京にて、5月22日から11月19日まで「季節展示(アートカラーズ)VOL. 40 2023 夏-秋 あめつちのうた展」を開催中です。テーマを4つに分け、16名の作家、30作以上の作品を展示・販売をしております。
今回はその中から、1弾と2弾にわけて展示作品を紹介します。
(作品のお問い合わせcontact@artfrontgallery.com)
日程 | 2023年5月23日(月)- 11月19日(日) |
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場所 | 〒105-7227 東京都港区東新橋1丁目7−1 汐留メディアタワー フロント25F |
展覧会ホームページ | https://parkhoteltokyo.com/art-colours/vol40/ |
テーマ:「日本の美意識が体感できる時空間」
パークホテル東京は、「日本の美意識が体感できる時空間」をコンセプトに様々なギャラリーを招いて展覧会を開催している。今回は弊社が企画することとなり、「あめつちのうた展」と題した展示を行う。また、展示・販売だけでなく、ホテル内レストランとのコラボや会期中に客室が丸ごとアート作品になる「アーティストルーム」も制作。
「あめつちのうた展」では日本の美意識を「祝祭、季節の変化(四季)」「現代美術✕遊び(遊び)」「色彩と感情(恋)」「工芸✕アート(思)」4つのテーマにわけて考え、日本の美意識の幅広さを提示する展示となっている。一部作品を除いた作品を購入することも可能で、宿泊客でなくても自由に展示を見に行けるので、様々な「日本の美」を体験してみてください。
春原直人
大巻伸嗣
鴻崎正武
植葉香澄
Morph(タコ) h500×w640×d440mm/陶磁 / photo by Takeru Korota
植葉は、6月11日まで石川県金沢市にある国立工芸館での企画展「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」で作品を展示し、現代のポップなものと伝統的な工芸品の掛け算を表現している作品で注目を集めた作家である。
植葉はキメラと呼ばれる動物の合体のような形に亀甲・七宝繋ぎ等日本古来の伝統文様が上絵で施され、器形や色が融合する独特の物語性を生みだす。また、植葉の作品は多色の色彩で全面が彩られており、金彩が作品の豪華さを付与しある種の尊厳を与えている。
植葉の祖父は京友禅の絵師であり、家庭には古い図案が残っていたという。このような図案が植葉の作風に影響を与えており、これら作品は工芸を通じて世界とつながっていくような資質を秘めている。パークホテルでは「工芸✕アート」のテーマのもと、《Morph(タコ)》のほかにも複数の作品を展示している。
《Morph(タコ)》パークホテル東京内展示風景
画面左:《Fan》h230×w290×d110mm画面右:《麒麟香炉》h250×w290×d110mm
「あめつちのうた」展は11月19日(日)まで開催。
どなたでも自由にご覧いただき、その場で作品の購入もできます。ぜひ汐留メディアタワー25階へ足をお運びください。
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