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イ・ビョンチャン個展「アリの消失点」

  • イ・ビョンチャン個展「アリの消失点」

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イ・ビョンチャン個展「アリの消失点」

2025年4月26日(土)- 5月25日(日)

アートフロントギャラリーでは日本で初めてとなるイ・ビョンチャンの個展を開催いたします。
日程 2025年4月26日(土)- 5月25日(日)
営業時間 水~金 12:00―19:00 / 土日 11:00―17:00
休廊日 月曜、火曜、およびゴールデンウイーク期間(4月28日~5月6日)
トークイベント(対談)※予約制 2025年04月25日(金 ) 18:30~ / 登壇者:宮津大輔(アートコレクター、横浜美術大学教授)x イ・ビョンチャン(アーティスト) ※下記URLよりお申込みください。
https://qr.paps.jp/Qkcfwp
Teaser Movie 「アリの消失点」 Teaser Movie
https://www.youtube.com/watch?v=89mRMW-1NLE
「アリの消失点」展示は、ショーウィンドウ展示の特性に合わせて構成された。商品が消費される場面を「消失点」と捉え、韓国では"普通の人々"もしくは“群衆”と表現される“アリ“が、光と形が消えていくその消失点へと集まる様子を表している。
形を失いながら商品に深く引き込まれ、やがて一点へと収束していく光景は、異なる個々の性質が一つの方向へと向かい、多様な形態が最終的に一つへと統合される過程を示唆している。
ギャラリーには、壁面にいくつかの凹面鏡が設置され、その前には有機的なフォルムのオブジェが配置されている。呼吸するようにわずかに動くこのオブジェは、凹面鏡の中で歪み、変形した姿を映し出す。周囲に配置された照明は、その歪んだフォルムの起伏を際立たせ、独特の視覚効果を生み出している。
また、"身にまとう" という行為を取り入れた作品も、映像作品とともに展示される。映像には、作品を身につけた人が都市のあちこちを歩き、鏡に映る自らの姿を確認する様子が記録されている。自身の形態が完全に残っているかを随時確かめるこの映像作品は、消失点へと向かう消費のあり方を観察する試みである。


《Teaser Movie》

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