アーティストArtists
井村 一登 Kazuto Imura1990 -
井村 一登 Kazuto Imura1990 -
井村は、ハーフミラー、球体鏡、LEDなどを用いて視覚や認識に関わる光学的な作品を制作する作家です。近年は鏡の歴史を紐解き、鏡の素材や技法を再構成することで「自分が映らない」鏡を手掛けるほか、様々なマテリアルを用いて制作の可能性を拡げています。
瀬戸内国際芸術祭2016内のプログラムでは京都造形芸術大学城戸崎和佐ゼミ設計の『竹の茶室』に作品を設置したほか、近年は製薬会社やホテルなどにその土地の素材やテーマから制作したコミッションワークがコレクションされており、生活に分け入った場所に輝きを与えています。2022年に開催されたマツモト建築芸術祭ではまつもと市民芸術館の階段に沿って、和田峠の黒曜石を素材とした鏡を展示し、建築家伊東豊雄の設計と軽やかに調和する空間を創り出しました。
- 略歴
- 1990 京都生まれ
2015 京都市立芸術大学総合芸術学科 卒業
2017 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修了
2021 NONIO ART WAVE AWARD 2021 名和晃平賞 - もっと見る
- 主な個展
- 2022 「xnumx」AO Gallery (AGC横浜テクニカルセンター) / 神奈川
2021 「mirrorrim」日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー / 東京 - もっと見る
- 主なグループ展
- 2023 Kiaf SEOUL COEX / 韓国
2022 村山悟郎 × 井村一登 <重複するイメージ> アートフロントギャラリー / 東京
2022 マツモト建築芸術祭 まつもと市民芸術館 / 長野
2021 Sense Island - 感覚の島- 暗闇の美術島 2021 猿島 / 神奈川
2021 DESIGNART TOKYO 2021 サルヴァトーレ フェラガモ 銀座本店 / 東京
2018 “交叉域” 中日芸術家交流展 蘇州金鶏湖美術館 / 中国
2017 京都国際映画祭 - アート部門 元・立誠小学校 / 京都
2017 見立てと想像力 千利休とマルセル・デュシャンへのオマージュ展(ニュイ・ブランシュ KYOTO 内プログラム) 淳風小学校 / 京都 - もっと見る
- 受賞歴
- 2022 「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022」アート部門 優秀賞
- もっと見る