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奥能登国際芸術祭2017 角文平 作品紹介

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奥能登国際芸術祭2017 角文平 作品紹介

9月初旬から始まった奥能登国際芸術祭2017。
今回はギャラリーの関係作家でもある角文平のインスタレーション作品「Silhouette Factory」をご紹介します。

使われていない暗い倉庫のシャッターを開けるとそこには映画のスクリーンに映し出されたような海があった。それは波の時間のとまったような静かな内灘の海であった。時折、倉庫の暗闇に風が吹き込んでくる。時間が止まったようなこの空気感、それと共に時折流れ出す時間を作品として表現したいと考えた。
珠洲市内を取材し、この地を象徴する形の金属プレートを作成。天井からつられた影絵は海の風景に浮かびながらゆっくりと動き続ける。明暗のコントラストを生かし、ゆっくりと流れる時間を感じさせる映像をみているような作品です。

奥能登国際芸術祭2017の作品鑑賞パスポート、ガイドブックはアートフロントギャラリー店頭で販売中です。

■奥能登国際芸術祭2017

会場:
石川県珠洲市全域
参加アーティスト:
アデル・アブデスメッド、アローラ&カルサディージャ、岩崎貴宏、ウー・ジーツォン+チェン・シューチャン、角文平、河口龍夫、キジマ真紀、鴻池朋子、さわひらき、トビアス・レーベルガー、南条嘉毅、エコ・ヌグロホ、眞壁陸二、ラックス・メディア・コレクティブ、
など11の国と地域から39組
会期:
2017年9月3日(日)〜10月22日(日)までの50日間
主催:
奥能登国際芸術祭実行委員会
奥能登国際芸術祭公式ウェブサイト

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